エビスジーンズの歴史

　エビスジーンズは大阪から生まれた国産のジーンズブランドで1991年創業。

　代表であり、デザイナーである山根英彦氏がリーバイスの501をベースにして作り上げたブランド。

　当初はリーバイスのレプリカブランドであり、ごわごわした感じなどはその影響を感じさせます。その後リーバイスとの訴訟問題にも発展しましたが、山根社長の本物のジーンズを作りたいという意思が通じたのか、いくつかの条件をのんで和解しました。リーバイスとの和解後は独自のデザインの製品を次々と発表し現在と到っています。

　エビスブランドの特徴として、海外でも人気があるということがあります。パリコレクションやミラノコレクションなどにも出品しましたし、全世界で人気があります。有名な話ですがあのベッカムも愛用していました。

　デザイン的な大きな特徴はヒップポケットのステッチの替わりに描かれたペンキです。元々開発された当初は300本作ったうちの半分にペンキが描かれて、もう半分は何も描かれなかったそうなのですが、販売店からペンキ入りの方が売れ行きがいいということで、これがトレードマークになっていったらしいです。